No. | 提案課題名 | 研究代表者 [所属機関] |
参画機関 | 概要 |
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テーマ1 原子力利用に係る安全性向上のための基礎基盤研究 | ||||
1 | 高レベル放射性廃液ガラス固化体の高品質・減容化のための白金族元素高収着能を有するシアノ基架橋型配位高分子材料の開発 (事業計画紹介.pdf) |
尾上 順 [名古屋大学] |
東京工業大学 | 白金族元素(ルテニウム:Ru, ロジウム:Rh, パラジウム:Pd)やモリブデン(Mo)に対して、より高い収着能を有する配位高分子材料を開発するために、収着能を支配する物理因子を抽出し、既往の材料を超える高い収着能を有する新規配位高分子材料を設計・合成し、模擬廃液を用いて収着性能を検証する。さらに、ガラス固化実プロセスへの適用評価を行ない、実用化へ繋げる基礎基盤を構築する。 |
テーマ2 放射線影響に係る基礎基盤研究 | ||||
2 | 放射線影響モデル動物を利用した生物影響解明のための多元的アプローチ (事業計画紹介.pdf) |
三浦 富智 [弘前大学] |
東北大学、新潟大学、 北海道薬科大学、 量子科学技術研究開発機構 |
放射線汚染地域および対照地域に生息する多様な野生動物(アカネズミ、アライグマ、ニホンザルおよびヤマメ)より得られる知見と、マウスモデルを用いた放射線照射実験より得られる知見を比較・補完し、国際的に知見が不足している低線量慢性被ばくの多様な生物への影響、生物種間の放射線感受性の比較、被ばく形態、生殖・発生に及ぼす影響、および放射線被ばくからの回復メカニズムを明らかにする。 |
No. | 提案課題名 | 研究代表者 [所属機関] |
参画機関 | 概要 |
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テーマ2 放射線影響に係る基礎基盤研究 | ||||
1 | p53ライフサイクルを利用して多様な生物での DNA 損傷応答を生きた状態で「見る」 |
松本 義久 [東京工業大学] |
- | ヒトがん抑制遺伝子で、細胞周期チェックポイント、アポトーシスなどのDNA損傷応答を司るp53の制御の分子機構を利用し、動物はもとより植物、単細胞生物を含む真核生物全般にわたって適用可能で、かつ生きたままで見ることができるDNA損傷応答可視化システムを提案する。具体的には、p53と蛍光タンパク質との融合タンパク質、p53を分解へと導くHdm2を同時発現し、通常の状態では蛍光強度が低く、放射線照射などによるDNA損傷に応答して蛍光強度が増大するようなシステムを構築する。 |